ボルトン氏が米大統領選への出馬検討
12月 06, 2022 17:30 Asia/Tokyo
戦争を追い求める政治家であり、トランプ米前政権で国家安全保障担当大統領補佐官を務めたジョン・ボルトン氏が、2024年のアメリカ大統領選挙に立候補することを検討しているとしました。
イルナー通信によりますと、ボルトン氏は、現在の共和党大統領選候補者らが前大統領のトランプ氏を排除できなければ、自分が参戦する用意があるとしました。
また、米憲法に関するドナルド・トランプの発言について触れ、「憲法に異議を唱える人物は誰であれ、アメリカ人たりえない」と述べました。
トランプ氏は今月3日、米憲法にある条項の廃止を求めました。
トランプ氏は、自身が後押しするSNSアプリ「トゥルース・ソーシャル」上において、前回年の大統領選結果を覆して自身を復権させるために憲法の停止を求めて、「2020年の大統領選結果を捨て去り正当な勝者を宣言するか、それとも新たな選挙を実施するか。この種類、規模の巨大な不正は全ての規則、規制、条文の停止を許容し、憲法の条文でさえそうなる」と投稿しました。
同氏は以前から選挙結果を否定し、陰謀論を唱えています。
また、「大手IT企業」が民主党と緊密に連携したとも非難し、「我々の偉大な『建国者』は誤った不正の選挙を欲しなかったし、許すことはないだろう!」としました。