マスクCEO、「世界一の大富豪」から一時転落
12月 08, 2022 20:36 Asia/Tokyo
米経済誌フォーブスの「世界長者番付」で7日水曜、米電気自動車(EV)大手テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)が首位の座を仏高級ブランド大手LVMHのベルナール・アルノーCEOに一時明け渡しました。
フランス通信が8日木曜、報じたところによりますと、金利上昇と景気後退懸念の高まりを受けて米ハイテク株が下落し、マスク氏の資産は主にテスラ株に連動しており、目減りしました。
また、今回の順位変動には、マスク氏が去る10月に440億ドルでツイッターを買収したことも影響していると見られています。
しかし、日本時間8日午前2時半ごろにはマスク氏は首位に返り咲き、その純資産は1849億ドル(約25兆3300億円)となっています。
なお、2位はアルノー氏とその家族が1847億ドル(約25兆3000億円)、3位はインドの実業家ゴータム・アダニ氏で1348億ドル(約18兆4600億円)、4位は米ネット通販大手アマゾン・ドットコムの創業者ジェフ・ベゾス氏で1113億ドル(約15兆2400億円)が順に続いています。
マスクCEOは2021年以来、フォーブスの世界長者番付で首位を獲得しています。