米エネルギーへの依存に関して欧州議会議員が批判
(last modified Mon, 19 Dec 2022 11:48:59 GMT )
12月 19, 2022 20:48 Asia/Tokyo
  • 米エネルギーへの依存に関して欧州議会議員が批判
    米エネルギーへの依存に関して欧州議会議員が批判

欧州議会議員の1人であるクレア・デイリー氏が、欧州での燃料不足について言及し、欧州がアメリカからのエネルギー供給に依存していることを批判しました。

ウクライナ戦争と、特にエネルギー部門におけるロシアへの制裁行使というヨーロッパ側の対応は、EU加盟諸国を、エネルギー危機を伴う前例のないインフレを引き起こした経済的影響に直面させました。

イルナー通信によりますと、欧州議会のアイルランド選出議員であるクレア・デイリー氏は19日月曜、アメリカのエネルギー供給に対する欧州の依存を批判し、ツイッターに「米政府は(国内販売価格に比べて)4倍という高値でエネルギーを私たちに販売している」と投稿しました。

また、「今年の冬、何百万人ものヨーロッパ人が(エネルギー不足で)食料と暖房のどちらかを選択しなければならなくなっている。ポーランドの人々は、体を温めるためにゴミを燃やし、ドイツの産業の明かりも消されている」と続けました。

さらに、ウクライナでの戦争にも言及して、「欧州は、戦争への決定をした時に、実際、自らの喉を切り裂くことになった。近代戦争の唯一の勝者は世界的な資本家であり、一般の人々は常に敗者となる」としました。

同氏は最近も、メディアを批判しながら、それらが資本家や政治的および経済的な権力の手下であるとして非難しています。


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