1月 05, 2023 21:23 Asia/Tokyo
  • メキシコ大統領、米に内政不干渉を要求

メキシコのロペスオブラドール大統領が、アメリカに対し自国への内政不干渉を求めました。

新華社通信によりますと、ロペスオブラドール大統領は、来週メキシコで開かれる北米首脳会議でバイデン米大統領に対し、メキシコへの内政不干渉を求める意向で、かつてアメリカが中南米諸国への介入を正当化した「モンロー主義」を放棄するよう求める考えを示しました。

モンロー主義とは、1823年に当時のジェームズ・モンロー米大統領が提唱した外交政策で、アメリカと欧州諸国の間の相互不干渉を定めたものです。しかし、独立した中南米諸国への欧州による介入や植民地化を拒否するとした内容は、その実、アメリカが中南米諸国に積極的に介入する口実に使われ、後年になって中南米諸国にアメリカの意向に沿った政権が発足するように利用されました。

 


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