英警官が49件の性犯罪認める
1月 17, 2023 20:02 Asia/Tokyo
イギリスのロンドン警察に勤務していた警官が、過去17年間に女性に対する性的暴行やレイプを40件以上行ったことを認めました。
2021年にレイプ容疑などで逮捕され停職処分となっているロンドン警察の48歳の現職警官、デイビッド・キャリック(David Carrick)容疑者は、16日月曜の公判において、2003年から2020年までに24件のレイプを含む計49件の性犯罪を、12人の女性に対して行ったと認めました。
ロンドン警察は、昨年にこの一連のスキャンダルによって圧力を受けた後に、声明を発表して、「キャリック容疑者は犯罪を行う際、警官としての地位を悪用していた」としていました。
そして、「このような悪用をもっと早くに把握すべきだった」として謝罪しました。
また、警察関係者による犯罪および人種主義的行為に対処するため、新たな制度を早急に設けると主張しました。
今回の事件は、イギリスにおいて過去17年間で最も話題をさらった性犯罪の1つとなっています。
独立した警察監視機関による2022年の報告によれば、イギリス警官の間では、強要、差別、性的いやがらせが横行しているということです。
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