米のキング牧師記念式典で反戦・反貧困デモ
(last modified Wed, 18 Jan 2023 06:34:11 GMT )
1月 18, 2023 15:34 Asia/Tokyo

アメリカ首都ワシントンDCで毎年開催されるキング牧師記念日の式典のパレードにおいて、数百人の人々が戦争反対や貧困撲滅のスローガンを唱えました。

ロシア国営テレビ・RT の子会社であるビデオニュースサイト「Ruptly」は、キング牧師記念日に開かれた米ワシントンDCでの記念式典の映像を公開しましたが、その中では抗議者らが、「戦争機械と戦うべき」「NATO北大西洋条約機構にノー、協議にイエス」「戦争でなく困窮者に資金を」などと書かれたプラカードを掲げていました。

この報道によれば、警察官および消防士の組織や組合、さらに一部の米軍関係者が、この集まりに参加していたということです。

マーティン・ルーサー・キング牧師は、アメリカでの人種差別に反対する非暴力抵抗活動の指導者として知られ、1964年の公民権法の制定に大きく貢献しました。同法では、職場や公共施設における差別の禁止、選挙権、教育の平等などが定められました。

キング牧師は、この貢献により1964年にノーベル平和賞を受賞しています。

アメリカでは、キング牧師の誕生日である1月15日にちなみ同月の第三月曜日が祝日とされ、各地で例年、記念式典が開催されています。

 


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