ロシア下院議長、「ウクライナへの兵器供与は世界的大惨事に」

ロシアのヴォロージン下院議長が２２日、ウクライナへの兵器供与が続けば、世界的な大惨事につながると警告しました。

米ＣＮＮによりますと、ヴォロージン下院議長はテレグラムへの投稿で、「攻撃兵器のキーウ政権への提供は世界的な大惨事につながる」としました。

また、兵器の提供がより強力な兵器を使ったロシアによる報復につながると警告しました。

ＮＡＴＯ北大西洋条約機構の加盟国は２０日、ドイツのラムシュタイン空軍基地において、ウクライナへのさらなる軍事支援について協議を行いました。

ヴォロージン氏はこれに関して、欧州各国の議会に対し、「人類への責任」を自覚するよう呼び掛けました。

そして、ＮＡＴＯと米政府の決断が世界を「恐ろしい戦争」へと導いていると指摘しました。

また、ウクライナ政府が使用する重要インフラと軍事目標だけに攻撃を行っている現在の軍事行動とは全く異なるものになると主張し、「ロシアの兵器の技術的な優位性を考慮すれば、外国の政治家は、そうした決定が、自分たちの国を破壊するという世界的な悲劇に終わる可能性があることを理解する必要がある」としました。

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