1月 29, 2023 14:24 Asia/Tokyo

南米ペルー北部で、60人を乗せたバスが高速道路から転落し、少なくとも25人が死亡しました。

フランス通信が29日日曜、報じたところによりますと、ペルー北部ピウラ州で現地時間の今月28日、パンアメリカンハイウェイを走行していたバスが、急カーブでコントロールを失い、10mほど下の谷底へ転落しました。

これにより、乗客ら60人のうち少なくとも25人が死亡しており、多くは人道危機が続くハイチから逃れてきた難民とみられています。

このバスは、通常のルートが反政府デモで封鎖されたため、事故があった道路を走行していました。

警察の話では、バスは首都リマを出発し、エクアドルとの国境近くの都市トゥンベスに向かっている途中、ピウラ州の町オルガノス近郊で崖下に転落しました。現場は「悪魔のカーブ」と呼ばれる難所で、事故原因は調査中ということです。

さらに負傷者も複数出ており、最寄りの病院に搬送されました。

最近、ペルーでは反政府デモが激化しています。

一方、近年では政情不安が続くハイチから逃れてペルーに入国する難民が増加しています。

 


ラジオ日本語のソーシャルメディアもご覧ください。

Instagram     Twitter     urmediem


 

タグ