国連事務総長、「ウクライナ和平の見込みが薄れていく」
2月 07, 2023 20:35 Asia/Tokyo
国連のグテーレス事務総長が6日、ロシアのウクライナ侵攻について「和平の望みが消えていく」と述べ、現状への憂慮を表明しました。
米CNNによりますと、 グテーレス事務総長は米ニューヨークで開かれた国連総会での演説において、ロシアによる侵攻がウクライナ国民に「計り知れない苦難」をもたらし、世界にも重大な影響を及ぼしていると指摘しました。
さらに、和平の見込みは薄くなるのに対して、さらなる紛争激化と流血の危険性は高まる一方だとの認識を示し、「世界は夢遊病のように、より大規模な戦争へ向かっていないか。大きく目を見開いたまま向かっているのでは」と、危惧の念を示しました。
ウクライナ戦争において、アメリカを筆頭とする西側諸国がウクライナ側に加担していることは、この戦争の長期化を招いています。
経済・政治アナリストや各メディアはこれ以前にも、米の軍事産業がウクライナ危機を最大限に利用しており、この戦争から莫大な漁夫の利を得ている、としていました。
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