独「エホバの証人」施設銃撃で6人死亡、 元信者の容疑者自殺
3月 11, 2023 18:33 Asia/Tokyo
ドイツにある「エホバの証人」の施設で6人で発生した銃撃事件により、6人が死亡しました。
フランス通信が11日土曜、報じたところによりますと、ドイツ北部ハンブルクにあるキリスト教系宗教団体「エホバの証人」の施設で今月9日夜に起きた銃撃事件で、当局は10日金曜、6人が死亡、8人が負傷したと発表しました。
容疑者は元信者の男で、犯行後に銃で自殺したということです。
警察の話では、容疑者の男は1年半前に同団体を脱退しており、その際に何らかのトラブルがあったとみられています。
また検察幹部は、「動機については今も調査中だが、テロ関連だったことを示す情報はない」と表明しました。
捜査当局は事件後、男の自宅アパートを捜索し、多数の弾薬を押収しました。
警察は当初、事件の死者を8人としていましたが、これには容疑者と妊娠7か月の胎児が含まれており、胎児を妊娠していた女性は負傷者の中に含まれています。
なお、今年1月には銃規制当局に匿名で、男には精神疾患があり、エホバの証人や元雇用主に恨みを持っているとの情報が寄せられていたということです。
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