米バイデン大統領が、自国の銀行破綻対処に躍起

アメリカのバイデン大統領が、国内で銀行が相次いで破綻し国家財政の安定に懸念が生じたことを受けて、責任者らに説明を求めるとしました。

アメリカのシリコンバレー銀行は今月10日、破綻したことで当局によって閉鎖されましたが、この突然の出来事は、同国の銀行業界に戦慄を引き起こしました。

前日9日の株式市場では、アメリカの主要4銀行が520億ドルの損失をこうむり、その影響はアジアやヨーロッパの銀行にも波及しました。

イルナー通信によります、バイデン大統領は13日月曜、複数の自国銀行が破綻した件を受けて行ったごく短い演説において、「何が起きたのか、全容を明らかにしなければならない」と表明しました。

また、「預金は保護され、預金者はいつでも手にできる」「国民は、銀行決済のシステムが安全だと自信を持っていい」と主張しました。

この一方、トランプ米前大統領はバイデン現政権の金融政策を批判し、「銀行の崩壊が始まった」と述べています。

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