仏でスト継続、マクロン大統領への怒りは収まらず
(last modified Sun, 02 Apr 2023 09:04:32 GMT )
4月 02, 2023 18:04 Asia/Tokyo

フランスのダルマニン内相が、物議を醸している同国政府の年金改革法案に対する国民の抗議に言及し、これに関してこれまでに2579件の放火と政府系庁舎への316件の攻撃が発生したことを明らかにしました。

マクロン政権は、2030年までに定年を62歳から64歳に段階的に引き上げることを目指していますが、この問題はフランスで広範な反対運動、ストライキ、抗議に直面しています。

フランスでは過去2か月間で、7回の全国ストライキと数百回のデモが行われました。

また、製油所労働者によるストライキにより、首都パリを含む同国北部のガソリンスタンドのほぼ3分の1が燃料不足に直面し、その結果、市民が長蛇の列を作る事態となりました。

フランスの労働組合のほぼ全てが、マクロン政権の打ち出した定年法を改正する計画に反対しており、特に全国的なストライキなど、さまざまな方法で政府に圧力をかけています。

 


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