4月 25, 2023 19:33 Asia/Tokyo

米国のバイデン大統領(80)が25日火曜、2024年大統領選への再選出馬を正式に表明しました。

米CNNによりますと、同日公開した動画の中でバイデン氏は、来年の大統領選を共和党の過激主義との戦いと位置付けました。その上で、自らの誓いを完全に果たし、米国の品格を取り戻すにはまだ時間が必要だとの考えを示唆しました。

なお、正式な出馬表明は、4年前の前回と同じ日付で行われています。

バイデン氏は「4年前に大統領選へ出馬した時、私は言った。我々は米国の魂を守るための戦いの渦中にいると。今もそれは変わっていない」と表明していました。

また、「大統領選の結果によって今後数年の米国民の自由や権利が増大するのか減退するのかが決まる」と指摘し、「楽観視できる時ではない。だから私は再選を目指して出馬する」と述べました。

バイデン氏はトランプ前大統領の考えに共鳴する「MAGA過激主義者」への警鐘を鳴らし、全世代の米国民に向け、民主主義を守り、個人の自由や権利のために立ち上がるよう呼び掛けています。

最高齢で大統領に就任したバイデン氏は大統領選で再選を目指す考えで、年齢に関する議論が熱を帯びています。

しかし、バイデン氏に代わる候補は不在で、民主党陣営は難しい対応を迫られています。

最新のヤフーニュースおよび世論調査会社ユーガブの調査によりますと、アメリカの有権者は、2024年の選挙で現職のバイデン氏とドナルド・トランプ前大統領が再び争う可能性には極めて無関心です。

 


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