ドイツ警察、信条を理由に児童を両親から引き離す
(last modified Sun, 30 Apr 2023 08:02:24 GMT )
4月 30, 2023 17:02 Asia/Tokyo

ドイツ警察は、両親から同性愛に反対する教育を受けていた男の子を、イスラム教徒である両親のもとから引き離す措置をとりました。

ネット上で拡散している動画には、ドイツの児童保護施設の職員や警察官らが、男の子を両親から無理矢理引き離し、保護施設へ移送する様子が映っています。

報道によると、男の子の両親が自宅で同性愛はイスラム教で罪にあたると教えていることを把握した教師らが、児童保護施設や警察に通報したということです。

男の子は政府の保護観察下におかれ、身元保証人が見つかるまで、児童保護施設に留め置かれるとされています。

この動画の閲覧者からはコメント欄などに多くの怒りの声が寄せられており、信教の自由を定めた憲法に違反するとして、今回の行為を非難しています。

イスラムに関する意見や評論などを英語で発信する研究所・サイトMuslim Skepticによると、スウェーデンや一部の欧州諸国は、今回のようにイスラム教徒の子供を親元から引き離して、保護施設へ移送することを計画しているということです。

報道によれば、児童保護施設は子供を受け入れる度に膨大な資金を受け取り、税金も課されないということです。

 


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