加アルバータ州で100件以上の山火事が発生、1万3000人が避難

カナダ西部のアルバータ州で現地時間6日土曜朝、100件以上の山火事が発生し、その一部は「制御不能」に分類され、当局は1万3,000人を避難させました。

アルバータ州の山火事状況ダッシュボードのデータによりますと、カナダ東部時間11:30 の時点で、アルバータ州では102件の山火事が発生しており、そのうち5件が制御不能に分類されています。

アルバータ州緊急事態管理庁のスティーブン・ラクロア専務理事は同日、記者団に対し、州の山火事の状況は「悪化しており、非常に流動的」であると語りました。

また、同州の山火事情報部門マネージャーであるクリスティ・タッカー氏によりますと、「気温はここしばらくの間、平年より10度から15度高くなっているが、まだアルバータ州全体には緑の草や葉がない。極めて乾燥している」ということです。

さらに、「平均以上の気温と強風が火災に拍車をかけている。州内では 1月以降348件の山火事が発生し、6万2,000エーカーが焼けている」としました。

そして、「この時期の山火事活動は、これまでに見られたよりもはるかに多い」と指摘しています。

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