6月 17, 2023 19:58 Asia/Tokyo
  • 野蛮な人種差別的暴力
    野蛮な人種差別的暴力

米ミネソタ州でアフリカ系のジョージ・フロイドさんが警察により殺害されてから3年経った現在、同国司法省はようやく、自国警察による野蛮な人種差別的暴力が日常茶飯事化している事実を認めました。

IRIB通信によりますと、アメリカ司法省は同国ミネソタ州ミネアポリス警察が、限度以上の決して許されないようなやり方で権力を行使しているとしています。

司法省はまた、同警察が法の執行において黒人およびアメリカ先住民族を違法に差別していると付け加えました。

この報告書にはさらに、誰にも脅威とならない武器を持っていない者に対してアメリカの警察官が発砲した、複数の事件の詳細も含まれています。

これらの事件には、おそらく性的暴行について通報しようと911に通報した女性の殺害事件も含まれています。

これに先立ち、米国民はミネアポリスにおいて、米警察に殺されたジョージ・フロイドさんの3周忌を記念する式典を実施しました。

2020年5月25日、白人警官のデレク・ショービン被告は、ジョージ・フロイドさんの首を10分近く膝で押さえつけ、この行為に驚いた通行人の声やフロイドさんの訴えを一切無視して、フロイドさんを死に至らしめました。動画撮影されたこの様子がインターネット上で公開されたのをきっかけに、米内外には人種差別と警察の残虐行為に対する抗議活動が広がりました。

黒人に対する人種差別と暴力はアメリカの歴史と共にあり、常にアメリカ社会の忌むべき特徴の一つであり続けてきました。

 


ラジオ日本語のソーシャルメディアもご覧ください。

Instagram     Twitter     urmediem


 

タグ