ワグネル創設者「露政府転覆を追求せず」

ロシアの民間軍事会社ワグネルの創設者エフゲニー・プリゴジン氏が、「ロシア政府の転覆を狙っていなかった」としました。

エフゲニー・プリゴジン氏がトップとして指揮を執るワグネルは去る23日、ロシア政府軍に自らの拠点を攻撃したと主張し、事実上武装反乱を開始しました。

イルナー通信が２７日火曜、報じたところによりますと、プリゴジン氏は音声メッセジーの中で、「ワグネルの反乱の目的は、さらなる流血の回避であって、ロシア政府の転覆ではなかった」と主張しました。

プリゴジン氏はまた、「われわれの目的は、ワグネルの崩壊を防ぎ、ウクライナ戦争中、専門性に欠けた自らの行為により多くの過ちを犯した者の責任を追及することだった」と述べました。

これ以前にプリゴジン氏は、この民間軍事会社の活動のすべてが、この7月1日から停止されることになる、と発表していました。

こうした中、ロシア大統領府のペスコフ報道官は、「わが国のプーチン大統領は26日月曜、国内の治安当局幹部らの参加する会議を開催した」と表明しました。

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