7月 06, 2023 16:55 Asia/Tokyo
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OPEC石油輸出国機構が、この組織への新規加盟をめぐり4か国と協議中です。

ロイター通信によりますと、アルガイスOPEC事務局長は5日、エミラティ・ニュース社に対し、アゼルバイジャンマレーシアブルネイメキシコの4カ国の加盟に向け、各国と協議を進めていると明らかにしました。 

 また「非加盟国との新たな協議は、OPECの結束強化に寄与する」としています。

OPECは、国際石油資本などから石油産出国の利益を守るために1960年に設立された組織で、本部はオーストリア・ウィーンに置かれています。

当初の原加盟国はイラン、イラク、クウェート、サウジアラビア、ベネズエラの5ヵ国でしたが、現在は14ヵ国が加盟しています。

なお、2016年12月にはOPECおよび、ロシアなどのOPEC非加盟国を合わせたOPECプラスを結成しました。

これは、原油の供給調整・協力や原油価格を目指す枠組みであり、その設立背景には産油国がシェア拡大のため増産競争を展開し、石油価格の急落を招いた事実があります。

 


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