7月 06, 2023 19:19 Asia/Tokyo
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ブラジル・リオデジャネイロに本社を置くブラジル石油公社(ペトロブラス)が、対外取引で米ドルの代わりに中国人民元を使用するこことを決定したと発表しました。

アメリカが自国の通貨ドルを他国への圧力や制裁行使の手段に利用していることにより、各国の間で対外取引から米ドルを排除する意向が日々強まっています。

イルナー通信によりますと、ペトロブラス社ジャン・ポール・プラテスCEOは5日水曜、「当社は、取引決済において人民元を初めとする他の外貨やビットコインなどのデジタル通貨の使用を開始する意向だ」と発表しました。

また、これに関して人民元を使用する契約締結を巡り一連の協議を行っており、例えばアルゼンチンと現在協議中である。アルゼンチンはドルの備蓄が不足しているため、我々は同国との取引をドルに代わる通貨で行う」としています。

なお、アルゼンチンと中国は2009年から通貨スワップ協定を締結し、輸入代金のドル決済を中止して、人民元決済に切り替えています。

 


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