7月 08, 2023 20:21 Asia/Tokyo
  • 国連が、ウクライナで民間人9000人殺害を非難
    国連が、ウクライナで民間人9000人殺害を非難

ウクライナ戦争開始から500日後、国連はロシアのウクライナ攻撃による民間人の死傷者数を発表し非難しました。

イルナー通信によりますと、国連から派遣されているウクライナ人権監視団は7日金曜、ウクライナ戦争開始から500日目の節目に発表した報告において、これまでに500人以上の子どもを含む9000人以上の民間人が殺害されたとしました。ただしその実数は、この人数よりはるかに多い可能性があるということです。

ウクライナ戦争における民間人死傷者数が発表される一方、アメリカはウクライナへのクラスター爆弾供与を決定しています。この爆弾が長期的に数多くの民間人死傷者を出すことが懸念されています。

人権団体アムネスティ・インターナショナルは、「バイデン米政権は、この戦争での大規模なクラスター爆弾使用につながる決定が、予想できる結果、つまりさらなる民間人の死傷者につながることを、きちんと認識する必要がある」としています。

ウクライナ人権監視団はこの報告で、戦争開始から7日までに合計9177人の民間人が殺害されており、さらに1万5993人の民間人が負傷しているとしています。

なお、死傷者の割合は男性61%・女性39%ということです。

 


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