7月 26, 2023 19:10 Asia/Tokyo
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国連総会は25日火曜、各宗教の聖典への暴力や冒涜行為を国際法違反として非難する決議を採択しました。

今回の国連総会での決議は、最近、スウェーデンやデンマークで繰り返されたイスラム教の聖典コーランへの冒涜行為および、これに対するイスラム諸国の政府やイスラム国民の反応や怒りを受けて採択されたものです。

イルナー通信によりますと、この国連決議では、宗教や信条を理由とした人々に対するあらゆる暴力行為および、宗教のシンボル、聖典、礼拝所や各宗教施設、巡礼地や聖地へのあらゆる形の攻撃が強く非難され、こうした行為や行動は国際法への違反だと記されています。

国連人権理事会も今月12日、西側諸国の反対にも拘らず、イスラム諸国が提出した決議を採択し、コーランへの冒涜行為を非難し、この事件に関する国連人権高等弁務官の調査と報告を求めました。

スウェーデンやデンマークでのコーラン冒涜行為を受け、OIC・イスラム協力機構も31日に緊急外相会合をオンラインで開催することになっています。

イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相は、トルコやクウェートなど一部イスラム諸国の外相らと電話会談し、コーラン冒涜を巡るOICの緊急外相会議の開催と、この行為への非難を求めました。

 


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