米警察による黒人への暴力が続く

米司法省は、同国ミシシッピ州警察の警官らが2人の黒人に対して性的虐待や電気ショックを与えるなどの行為をしていたと明らかにしました。

フランス通信によりますと、米司法省は3日、ミシシッピ州警察の白人警官6名が2人の黒人に性的虐待や電気ショックを加えたことを認めたと明らかにしました。

これらの警官は他にも、アルコール飲料や食用油、牛乳などの液体を無理矢理飲ませていたということです。

また、被害を受けた2人のうちの1人は、刃物や木片、木製の皿などで殴られたりしたということです。

検察によれば、2人は2時間にわたって虐待を受け、最終的に口元に銃撃を受けました。

司法省幹部は、今回の警官らによる行為を「人種差別・ヘイトの動機によるもの」とし、「警官らによる明らかな不祥事であり、社会に居場所はない」と述べました。

6人の警官のうち一部は、警察内でも凶暴として知られる部隊のメンバーで、取り調べを受けています。

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