大英博物館で収蔵品数千点が盗難

イギリス・ロンドンにある大英帝国博物館の館長が、収蔵品数千点が盗まれていたことを明らかにしました。

フランス２４チャンネルによりますと、大英博物館のハルトヴィヒ・フィッシャー館長は今月25日、所蔵品の盗難をめぐる引責辞任を発表するとともに、この博物館から2,000点以上の歴史的な収蔵品が盗まれ、同館もその正確な数を把握していない、としました。

また、紛失したのは、公には公開していなかった小さな宝石や金製品だったと説明しました。

大英帝国博物館は先週、多数の博物館収蔵品が紛失、盗難、破損しており、職員１人が解雇されたと発表しました。

フィッシャー館長は、これらの一連の盗難事件が同館の職員によるものだとしており、現在もこれに関する捜査が継続されています。

この問題に関して身柄を拘束された人物は今のところ出ていませんが、１人が聴取を受けているということです。

ラジオ日本語のソーシャルメディアもご覧ください。