イタリアで、貧しい難民の臓器売買業者を逮捕
7月 05, 2016 16:12 Asia/Tokyo
イタリアの警察が、貧しい難民を殺害し、その臓器を売っていた人身売買業者38人を逮捕したことを明らかにしました。
イタリアの警察は、38人の逮捕につながったイタリアでの人身売買業者摘発作戦の後、4日月曜、「人身売買業者は、イタリアに渡る経済力のない難民を殺害し、その臓器をエジプトの一部の市場に売却していた」と発表しました。
この作戦は、イタリア・パレルモの検察の指示により、4日朝、イタリアの各都市で行われました。
逮捕者らは、不法移民への幇助、金融活動の悪用、麻薬密売といった容疑がかけられています。
この人身密売業者はローマの商店を拠点にしており、パレルモの検察によれば、不法移民の旅の資金繰りがそこで行われていたということです。
イタリアのマッタレッラ大統領は、世界難民の日に際し、国際社会、特にEUに対し、難民の問題に対してさらに真剣に取り組むよう求めました。
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