10月 28, 2023 19:28 Asia/Tokyo

国連総会は27日金曜、アラブ諸国が作成し提案した、ガザでの即時の「人道休戦」を求める決議案を採択しました。

イルナー通信によりますと、シオニスト政権イスラエルがガザ地区に対する全面的な攻撃を開始してから3週間後、アラブ諸国が提出した「人道休戦」決議案は、賛成120、反対14、棄権4ので圧倒的多数で採択されました。

一方、カナダがシオニスト政権イスラエルを支持するために、決議採択を妨害しようとしましたが、この試しは功を奏せず、失敗しました。

カナダはアメリカの支持を得て、アラブ諸国による今回の草案の修正案を提出し、パレスチナ・イスラム抵抗運動ハマスによる「テロ攻撃」と民間人誘拐への非難を求めましたが、採決は賛成88、反対55、棄権23という結果に終わりました。

ハマスは国連総会によるガザ関連決議採択を歓迎するとともに、総会や他の関係国際機関に対し、ガザの検問所の開放や同地区住民に対する燃料などの人道支援提供に向け、この決議の即時実施に必要な措置をとるよう求めました。

国連安保理理事国は、パレスチナの抵抗勢力とイスラエル軍の間で衝突が開始されてからこれまでに、即時停戦に向けた決議を全く採択できていませんでした。

 


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