ロシア、「米は事実上戦争に突入」
6月 26, 2024 16:45 Asia/Tokyo
ロシア外務省が、クリミア半島南端セヴァストポリへのテロ攻撃を受けて、モスクワ駐在アメリカ大使を呼び出したことを明らかにしました。パールストゥデイによりますと、ロシア外務省は今回の呼び出しにおいて米大使に対し、「アメリカはウクライナ軍への武器供与により、実質的に交戦勢力と化している」と強調しました。
ロシア国防省は今月23日、「セヴァストポリでの民間人に対するミサイル攻撃の第1の責任者はアメリカだ」と強調し、「アメリカの作戦戦術ミサイルの発射は全て、同国の専門家により衛星からの諜報データに基づいて行われている」としています。
ウクライナは今月23日、クラスター弾を搭載したATACMS戦術ミサイルを使用して、ロシアの都市セヴァストポリの民間インフラを攻撃しました。一方、ロシアの防空部隊もミサイル4発を撃墜しました。しかし、5発目のミサイルが同市の上空で爆発し、この襲撃で子供2人を含む4人が死亡、150人以上が負傷しました。