米の嘘が露呈;輸送機10機分の兵器・物資が新たに米からイスラエルへ
アメリカが軍事装備品や武器を含む大量の物資をシオニスト政権イスラエルの占領地へ空輸したことを、情報筋が伝えました。
レバノンのアルマヤーディン・テレビが、イスラエル・メディアの報道として伝えたところによりますと、大量の武器が積まれたアメリカの輸送機10機が同政権の占領地に着陸しました。
パールストゥデイによりますと、イスラエルの第12チャンネル・テレビはこの他にも、バイデン米政権より全面的な対イスラエル支援という政策を変更しない、という内容のメッセージが送られたとしています。
米情報筋の一部が「この数カ月に米政府はイスラエル政権への武器出荷を50%削減した」と主張している一方で、アメリカによる新たな対イスラエル武器支援が行われた形となっています。
一方、シオニスト政権のネタニヤフ首相は、ここ数週間でシオニスト政権と米国との間で対立が発生していると主張し、イスラエルへの武器送付の遅れについてジョー・バイデン政権を数回批判していました。
最近広がっている米・イスラエル間の対立という主張の提起は、主に米国のイメージ向上をはかり、ガザで引き起こされた犯罪からの同国の免罪を狙ったメディア活動に関連していると見られます。ガザ戦争の開始以来、アメリカ政府はイスラエルに対する軍事的・後方支援を一切差し控えておらず、このため国際社会はこの点でアメリカ政府がイスラエルの犯罪と大量虐殺に加担しているとみなしています。
イスラエル政権は昨年10月7日より、西側諸国の全面的支援を受けながら、パレスチナのガザ地区および川ヨルダン川西岸に住む無防備で圧政にさらされている人々の大規模な虐殺を開始しました。
最新の報告によれば、シオニスト政権軍によるガザ攻撃によりこれまでに死亡したパレスチナ人の数は3万7000人超、負傷者は8万5000人超にのぼっています。
イスラエル政権は、イギリスの植民地主義計画及び、さまざまな国からのパレスチナへのユダヤ人移民を通じて1917年に設立され、その存在は1948年に宣言されました。それ以来、パレスチナ人虐殺とその全土占領を目的に、さまざまな大量殺戮計画が実行されてきました。