ナイジェリア・シーア派指導者「イスラエルは衰退の途上」
(last modified Mon, 26 Aug 2024 07:26:01 GMT )
8月 26, 2024 16:26 Asia/Tokyo
  • ナイジェリアのシーア派指導者であるイブラーヒーム・ザクザーキー師
    ナイジェリアのシーア派指導者であるイブラーヒーム・ザクザーキー師

ナイジェリアのシーア派指導者であるイブラーヒーム・ザクザーキー師は、シオニスト政権イスラエルを「揺らいでいる体制」とし、衰退の途上にあると語りました。

【ParsToday西アジア】ザクザーキー師はシーア派行事・アルバインに合わせてイラク・カルバラーを訪れ、「シオニスト政権は揺らいでおり、衰退の途上にある」「その衰退は(昨年10月のハマスによる)アクサーの嵐作戦から始まり、神の思し召しで近いうちに消滅するだろう。これは楽観的な見方などではなく、現実に存在する根拠から分かることである」と語りました。

その上で、

「これほど多くの血が流れた今、神の思し召しでガザは勝利し、そしてパレスチナが勝利するだろう。そして、我々は(エルサレムにある)アクサーモスクで礼拝をすることになる」

と語りました。

シオニスト研究者のハガイ・オルシャンスキー氏は以前、イスラエル紙「タイムズ・オブ・イスラエル」への寄稿で、「(ハマスによる攻撃のあった)昨年10月7日以降、勝利の概念は変わってしまった。これからは、通常の持続する勝利というものは存在しない」と記しました。

2023年10月7日以来、イスラエルは西側諸国の全面的な後方支援を受けてパレスチナ・ガザ地区とヨルダン川西岸で、防衛手段を持たないパレスチナ被抑圧民に対し新たに大規模な虐殺を開始しました。

最新の報告によりますと、これまでに4万人以上のパレスチナ人が殉教した他、9万2000人以上が負傷しました。

シオニストが牛耳るイスラエル政権は、英国の植民地主義の設計および、さまざまな国からのパレスチナへのユダヤ人移民を通じて1917年に確立され、その存在は1948年に宣言されました。それ以来、パレスチナ人の大量虐殺とその全領土の占領を目的に、さまざまな大量殺害計画が実施されてきました。

イランを筆頭とする多くの国は、イスラエルという植民地主義政権の解体および、ユダヤ人の元の国への帰還を真剣に支持しています。

 


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