ベングリオン大学学長「西側諸国の学術機関によるイスラエルとの関係断絶が300件以上」
11月 05, 2024 12:54 Asia/Tokyo
イスラエルのネゲヴ・ベングリオン大学の学長が、昨年10月のハマスによる攻撃以来、米国を含む西側諸国の大学・学術機関およそ300施設がイスラエルとの関係を解消したと明らかにしました。
【ParsToday西アジア】イスラエル紙「イェディオト・アハロノト」は、この学長の話として、「欧州、米国、カナダの大学・学術機関によるイスラエル教育機関との関係断絶は300件以上に上る」と報じました。それによると、関係断絶の具体的内容は、シンポジウムなどの共催の停止、共同論文の公開の停止、学術機関あるいは研究員同士の交流の停止、さらにはイスラエルと関係のある企業への投資取りやめなどにまで及んでいます。
この学長は、イスラエルによるガザやレバノンへの攻撃が高等教育機関にも深刻な影響を与えているとし、「学生や教員の4分の1が徴兵され、大学の予算も減っている」と明かし、ベングリオン大学でも学生総数30万人のうち7万人が徴兵されたと語りました。
この学長は、世界的な反シオニズム感情の高まりが学術機関による制裁を招いているとの見方を示しました。
2023年10月7日以来、イスラエル犯罪政権は西側諸国の全面的な支援を受けて、防衛手段を持たないガザ地区のパレスチナ国民に対し新たな大規模虐殺を開始しました。最新の報告によれば、イスラエルのガザ攻撃で4万2000人以上のパレスチナ人が殉教した他、10万人以上が負傷しています。
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