サリバン米大統領補佐官「米国優位の時代はバイデン政権以前に終結」
(last modified Wed, 15 Jan 2025 10:22:41 GMT )
1月 15, 2025 19:22 Asia/Tokyo
  • サリバン米大統領補佐官「米国優位の時代はバイデン政権以前に終結」
    サリバン米大統領補佐官「米国優位の時代はバイデン政権以前に終結」

米ホワイトハウスのサリバン国家安全保障担当大統領補佐官が、アメリカの覇権の時代は終わったことを認めました。

【ParsToday国際】サリバン氏は米紙ニューヨーク・タイムズのインタビューで、米国主導の体制の終焉について「ポスト冷戦の時代は終わった。1990年代から2000年代初頭にかけてのアメリカ優位の時代は終わった。バイデン政権が誕生する前に、アメリカの覇権の時代は既に終焉を迎えていた」と述べました。

サリバン氏はガザ戦争についても言及し、イスラエルによるガザ地区内の病院、モスク、教会、その他の民間地域への攻撃を正当化するとともに、「ハマスが学校、モスク、病院を軍事目的で利用している」として非難しました。

サリバン氏のこうした主張は、国連、欧州諸国、さらにはイスラエルとアメリカの当局者の一部によっても否定されています。国連の報告では、ガザの殉教者の70%以上は女性と子供が占めています。

サリバン氏は他にも、イスラエルへの武器支援継続というバイデン政権の決定を擁護し、「イスラエルへの武器供給を止めることはできない」と述べました。

 


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