アルジャジーラ、ハマスによるイランへの謝意を報道せず
(last modified Tue, 21 Jan 2025 07:17:39 GMT )
1月 21, 2025 16:17 Asia/Tokyo
  • アルジャジーラ、ハマスによるイランへの謝意を報道せず
    アルジャジーラ、ハマスによるイランへの謝意を報道せず

カタール国営衛星通信アルジャジーラ傘下のSNS配信部門「AJ+(エージェー・プラス)」が、ハマスのアブ・ウバイダ報道官がイランとイエメンに対する謝辞と賞賛を語った場面をカットし、報道しませんでした。

【ParsToday西アジア】 AJ+はウバイダ報道官が語ったイランとイエメンに対する謝辞と称賛のコメントを検閲し、カタールとヨルダンへの謝辞のみを報じました。ウバイダ報道官は19日夜の演説で、抵抗勢力とパレスチナ被抑圧民への支援に関してイランとイエメンに謝意を表明していました。

ウバイダ報道官はこの中で「我々はイエメンという同胞国を忘れない。彼らは尊厳と名誉において我々に非常に似ている。彼らの行動は世界を驚嘆させ、歴史に残る無類性を示した」と述べたほか、イランについても「パレスチナ国民と抵抗勢力への継続的な支援や(対イスラエルミサイル攻撃の)『真の約束』作戦の実行に感謝し、彼らに挨拶を送る」としました。

アルジャジーラのようなメディアがウバイダ報道官の発言の一部を報じなかったのは異例のことです。アルジャジーラはガザ情勢の詳細な報道により評価を集めていましたが、今回のような恣意的な切り取りは、地域諸国からの信頼性を損なう可能性があります。

 

 


ラジオ日本語のソーシャルメディアもご覧ください。

Instagram     Twitter