ベネズエラ「米国の経済制裁政策は奏功せず」
3月 26, 2025 14:45 Asia/Tokyo
-
ベネズエラのニコラス・マドゥロ大統領
ベネズエラ政府は声明を発表し、同国産石油・ガスの輸入国に対するトランプ米大統領の新たな脅迫を非難し、「ベネズエラの進む道は明確であり、何者も我々を阻止できない」と強調しました。
【ParsToday国際】ベネズエラ政府は声明を発表し、同国の石油とガスを輸入する国々へのトランプ米大統領の新たな脅迫に反応しました。ベネズエラ政府の声明は「我が国の石油・ガスを輸入する国に25%の関税を課すというトランプ大統領の決定は、自暴自棄による利己的かつ違法な行動であり、我が国に対しこれまでに行使した全ての制裁が完全に失敗したという事実を物語っている」としました。
また、「米国はベネズエラ国民を屈服させようと、我が国に対し国際貿易ルールに公然と違反する経済制裁に熱を上げたが、経済制裁政策は何の成果にも至らず、これまでと同様に失敗するだろう」としました。
さらに「彼らは敗北を喫した。それは、ベネズエラが1つの独立国であり、その国民が尊厳をもって抵抗してきたからである。その一方で、我々はもはや世界各国がいかなる形の経済独裁政権にも従わない時代に入っている」としました。
トランプ米大統領は以前、来月2日からベネズエラに二次関税を課すと発表し、同国から石油とガスを輸入する国々は米国に25%の関税を支払わなければならないと脅迫していました。
タグ