トランプ氏の大統領候補指名
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アメリカの共和党は、19日火曜、トランプ氏を正式に2016年のアメリカ大統領選挙の候補に指名しました。共和党大会の二日目で、トランプ氏は代議員1725人を獲得し、最終的に大統領候補に指名されました。
(last modified 2025-10-27T01:35:03+00:00 )
7月 20, 2016 12:38 Asia/Tokyo
  • トランプ氏の大統領候補指名

アメリカの共和党は、19日火曜、トランプ氏を正式に2016年のアメリカ大統領選挙の候補に指名しました。共和党大会の二日目で、トランプ氏は代議員1725人を獲得し、最終的に大統領候補に指名されました。

ミールターヘル解説員

トランプ氏の大統領候補指名は、明らかにアメリカの大統領選挙に大きな影響を及ぼすでしょう。おそらくどのアナリストも共和党の 17人の候補者の争いから始まったアメリカの予備選挙の初めに、トランプ氏が有力候補をしのぎ、各州で支持を得て、最終的に候補に指名されるとは思ってい なかったでしょう。こうして共和党の幹部たちは56の予備選挙の実施後、最終的にトランプ氏を共和党の大統領候補に指名することを余儀なく されました。トランプ氏が共和党のリストに残った唯一の名前だったことから、19日の党大会の投票の結果は、以前から明らかでした。メキシコ国境における 壁の建設、NATO北大西洋条約機構からの脱退、イスラム教徒のアメリカ入国禁止、サウジアラビアなどの同盟国にアメリカ支援の対価を支払わせること、こ ういったことが、トランプ氏をここ数十年のアメリカ大統領選挙における最もセンセーショナルな候補にしています。トランプ氏はまた、社会問題においても、 イスラム教徒のアメリカ入国禁止、不法移民の追放、堕胎した女性への懲罰など幅広い制限を支持しています。とはいえ、堕胎女性への罰則という問題について は、トランプ氏は女性やリベラル派からの大規模な反発を受けて、立場を改めました。

実際、トランプ氏の大統領候補指名とその結果は大きな恐怖を引き起こしているようで、民主党候補のクリントン氏は、前例のない発言の中で、トランプ 氏をアメリカ史上最も危険な候補と呼んでいます。クリントン氏は、トランプ氏は冷静さに欠け、どの大統領も強いられてきた制限や歴史に対する理解がないと しています。

クリントン氏の選挙上級顧問は、トランプ氏を敗北させるためには、彼に対する有権者の不信感を生じさせること、さらに彼への支持が実際アメリカを危険にさらすことになることを示すことだとしています。

トランプ氏の反対者の目的は、有権者に彼は大統領にはふさわしくないことを説得することです。こうした中、トランプ氏の予備選挙での行動を見てみると、彼がアメリカ人の関心事に現実的な理解をもち、移民やイスラム教徒への対応方法など、彼らにとって魅力的なスローガンを掲げていることがわかります。そしてトランプ氏は、大規模な反対に直面すれば、即座に立場を変えています。しかし、国内外の政治問題、また軍事・安全保障、経済問題に対して過激でおろかな見解を提示しているにもかかわらず、トランプ氏が大統領に選出されれば、彼のこれまでの行動から、現在の立場とは異なった行動をとる可能性もあることが予測できるのです。