ナイジェリアの著名人が米国の脅威に反応
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ナイジェリアの著名人らが同国に対するアメリカの内政干渉を拒否し、「自国の救済は国民の内側から、そして国民の団結を通じて実現されるべきだ」と強調しました。
(last modified 2025-11-10T05:15:50+00:00 )
11月 10, 2025 13:32 Asia/Tokyo
  • ナイジェリア人歌手スパイロが著名人や聖職者にトランプ大統領の介入への反対を呼びかける
    ナイジェリア人歌手スパイロが著名人や聖職者にトランプ大統領の介入への反対を呼びかける

ナイジェリアの著名人らが同国に対するアメリカの内政干渉を拒否し、「自国の救済は国民の内側から、そして国民の団結を通じて実現されるべきだ」と強調しました。

ナイジェリアで最も広く読まれている著名な独立系ニュースメディア「パンチ・ニュースペーパーズ」は、ナイジェリアの著名人の間に生じた二極化ムードに関する記事を掲載し、この分野で著名人が2つのグループに分かれていると報じました。

ドナルド・トランプ米大統領が最近、ナイジェリアを「キリスト教徒の迫害」を理由に「特に懸念のある国」に指定したメッセージは、ナイジェリアのエンターテインメント業界の著名人の間で幅広い反発を引き起こしています。

【ParsToday国際】宗教音楽歌手のビクトリア・オレンゼ氏はナイジェリア国民に対し、自国に責任を持つよう訴えるとともに、「X」への投稿で「キリスト教徒であれシーア派イスラム教徒であれ、ナイジェリア国民は敵の陰謀を前に沈黙を決め込んではならない」と書き込みました。

この点に関して、ナイジェリア人ラッパーのスパイロ氏も「私はキリスト教徒の殺害だけでなく、罪のない命が失われることに断固反対する。今こそ、外国によるナイジェリアへの干渉という差し迫った危険を防ぐべく、政府が必要な措置を講じる最良の時である」と述べています。

さらに著名なナイジェリア人テレビタレントのアニタ・タチャ氏も、「ナイジェリア人は常に救世主を探しているが、誰も自分たちを救ってくれる予定ではないことを忘れている」と語りました。

パンチニュースペーパーは続けて、「少数の人々が『国際支援』を名目に外国の介入を正当化しているが、全体としてナイジェリア社会は外国の介入が状況悪化をまねくことに同意しているようだ」と報じています。

 

 


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