米国と日本|日中関係の緊迫化後の高市首相とトランプ大統領の会談
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台湾に関する日本の高市早苗首相の発言をめぐり日本と中国の間の緊張が高まった後、高市首相はトランプ米国大統領と初めて電話会談し、中国との関係の現状や地域情勢について協議しました。
(last modified 2025-11-26T12:30:10+00:00 )
11月 26, 2025 21:11 Asia/Tokyo
  • 高市早苗首相(右)とドナルド・トランプ大統領(左)
    高市早苗首相(右)とドナルド・トランプ大統領(左)

台湾に関する日本の高市早苗首相の発言をめぐり日本と中国の間の緊張が高まった後、高市首相はトランプ米国大統領と初めて電話会談し、中国との関係の現状や地域情勢について協議しました。

これは、高市首相が国会答弁で挑発的な発言を提起した後、ドナルド・トランプ米大統領と行った初めての電話会談となっています。高市首相は国会で「中国による台湾への攻撃の可能性」が生じた場合には、日本には軍事的な選択肢もありうると述べていました。

高市首相はトランプ大統領との会談後の談話において、これ以上の詳細は明らかにしなかったものの、「トランプ大統領が『米中関係の現状について簡潔に説明した』と説明しています。

高市首相の発言は中国当局の反発を招き、その結果として中国は中国人観光客の日本渡航停止を含む制限を課すという事態に発展しました。

トランプ大統領と高市首相との電話会談は、中国の習近平国家主席とトランプ大統領との電話会談に続くもので、この会談で習主席は「台湾の祖国復帰」を、将来の国際体制に対する中国のビジョンの重要な一部であると宣言しています。

中国は、台湾を自国の不可分の領土の一部と見なしています。

米ドルに対する円安が加速

26日火曜のアジア株式市場は、米国の利下げへの期待から上昇しました。ドルの値下がりは小幅だった一方で、依然として円安傾向が続き、1ドル156円95銭で取引されました。

米金融サービス企業・MSCIの日本を除くアジア太平洋株の最も広範な指数は1%上昇し、先週の4%下落の一部を回復しましたが、今月は3.8%の下落を記録する見込みです。

FRB米連邦準備制度理事会のクリストファー・ウォラー理事は、米国の労働市場の弱さを理由に、政策金利を0.25ポイント引き下げる必要があるとしました。

また政治面では、中​​国が台湾を攻撃した場合の軍事的対応の可能性に関する高市首相の発言をめぐり、日中両国間の緊張が続いています。

 

 


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