米国のアナリストがトランプ氏に警告:「ベネズエラへの介入は崩壊への滑りやすい下り坂」
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米国人アナリストのデビッド・イグナティウス氏
アメリカ人アナリストのデビッド・イグナティウス氏が「米軍の対ベネズエラ侵攻は、イラクとアフガニスタンにおけるアメリカの過ちの二の舞である」と語りました。
【ParsToday国際】イスナー通信によりますと、米紙ワシントン・ポストのアナリスト、デビッド・イグナティウス氏は「アメリカの対ベネズエラ軍事侵攻は、イラクとアフガンでアメリカが犯した過ちの二の舞である」と指摘しています。またドナルド・トランプ米大統領に対し「ベネズエラ政府転覆を目的とした軍事侵攻は、過去の米国政権と同様に、自らにとって望ましい変化を起こすために暴力に訴えていることに等しい」と警告しました。
イグナティウス氏は「米国大統領にとって軍事力行使ほど刺激的なことはない」と述べるとともに、「今月4日夜、トランプ氏がその前日の対ベネズエラ軍事作戦について記者団に語った際、彼の声には熱意とが感じられた。しかし、権力に溺れた未熟な感情と傲慢さが相まって、過去30年間のほぼ全ての米国大統領の政権は不安定なものとなった。これは、我こそは歴代大統領よりも賢く、タフだと信じているトランプ氏にとって、特に危険な道である。彼は各国の大統領、国家、資源など、望むものは何でも無料で手に入ると思い込んでいるようだが、世界はそうはいかない」と語っています。
さらに「ベネズエラは、トランプ氏について見過ごされがちな事実を如実に示している。それは、ベネズエラでアメリカの軍事力を誇示しようと彼があらゆる力を尽くしたにもかかわらず、ベネズエラ政府は変わっておらず、マドゥロ大統領を除く政府内の全員が権力の座に留まっているということだ」と述べました。
この政治専門家はまた、トランプ大統領の対ベネズエラ政策の「最も非現実的な側面」が、ベネズエラの膨大な石油埋蔵量がすぐにアメリカ企業の支配下に入ると期待していることだと考えています。
イグナティウス氏は最後に「トランプ氏はベネズエラで暴力的な変革プロセスに着手したが、それは彼が制御しきれない結果をもたらす可能性がある」と結論付けました。

