中国、「地域の問題へのアメリカの介入を許さない」

中国の劉振民外務次官が、中国は、他国による地域の領土問題への干渉を許さないと警告しました。

イルナー通信によりますと、劉外務次官は、東・南シナ海での領土問題について、「アメリカはこの地域に属しておらず、遠く離れた場所からこの地域に介入し、影響を及ぼす権利はない」と述べました。

また、中国は、1ヵ月後に南シナ海に関する合意の実施について、北京で会合を開く計画であることを明らかにしました。

これは、中国のアメリカに対する最も強い警告と見なされ、中国はこれにより、アメリカによる地域の領土問題への介入に強い反対を示しています。

中国外務省の陸慷報道官も、24日日曜、「南シナ海に関する問題は日本には関係がなく、日本にはこの問題に介入する権利がない」と述べました。

陸報道官は、日本は南シナ海の領土問題には一切関係がなく、中国を非難する権利はないとしています。