英紙ガーディアン;「トランプ氏の対イラン戦争は失敗、自身には全く無益」「権力絶頂のイランが自らの条件を強要」
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英紙ガーディアンが「計画性のないトランプ米大統領の対イラン戦争は完全に失敗した」と指摘し、「取引の達人を自称する米国大統領は今や事実上、自らにとって屈辱的な合意覚書草案を受諾せざるを得ない立場に置かれている」と報じました。
(last modified 2026-06-03T05:42:23+00:00 )
6月 03, 2026 14:36 Asia/Tokyo
  • 膨大な戦費をつぎ込むも、対イラン戦争で事実上敗北したドナルド・トランプ米大統領
    膨大な戦費をつぎ込むも、対イラン戦争で事実上敗北したドナルド・トランプ米大統領

英紙ガーディアンが「計画性のないトランプ米大統領の対イラン戦争は完全に失敗した」と指摘し、「取引の達人を自称する米国大統領は今や事実上、自らにとって屈辱的な合意覚書草案を受諾せざるを得ない立場に置かれている」と報じました。

【ParsToday国際】イルナー通信によりますと、英国の新聞ガーディアンは同紙のコラムニスト、ケネス・ロス(Kenneth Roth )氏が執筆した記事において「失敗に終わったトランプ氏の対イラン戦争は彼にとって何の成果ももたらさなかった」と強調し、「今や米国大統領は原点回帰し、バラク・オバマ元米政権と署名したのと同じ合意への再署名をイラン側に求めている」としています。

この記事によれば、トランプ氏による失敗したこの戦争は彼に何の成果ももたらさず、逆にイランを自らの条件強要に最も有利な立場に置くこととなった、とされています。

続けて、米国とシオニスト政権イスラエルによる対イラン共同軍事侵略に言及し、「その結果として同国イスラム革命最高指導者たるアリー・ハーメネイー師が殉教した」と述べています。さらに「イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相に扇動されたトランプ氏は、イランの指導者を暗殺(殉教)することで同国の政府を転覆させようとしたが、これらの爆撃でイラン政府は転覆するどころか、逆にその権力を増大させた」と報じました。

また「この戦争前は、世界の石油と液化天然ガスの5分の1がホルモズ海峡を通過していたが、海峡を通る船舶の航行が阻害されたことで、米国経済に深刻なインフレ圧力がかかり、今年11月の米中間選挙における与党共和党の見通しに暗雲が立ち込めている」としています。

加えて「逆に、イランがトランプ大統領を窮地に追い込んでいる」と指摘し、「アメリカがホルモズ海峡再開を必死に望んでいることを知っていたイランは、前例のない利権を要求した」と報じています。

この記事によれば、トランプ氏が戦争の口実に利用してきたイランのミサイル能力や、パレスチナ・イスラム抵抗運動ハマス及び、レバノンのイスラム抵抗組織ヒズボッラーに対するイランの支援といった主要な問題さえも、今回の合意案には見られないということです。

 

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