本日のトピック、トランプ氏の反移民表明
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アメリカのアイオワ州で、大統領選挙の共和党候補のトランプ氏が、自らの移民反対計画を明らかにしました。
(last modified 2025-10-27T05:05:03+00:00 )
8月 29, 2016 19:48 Asia/Tokyo
  • 本日のトピック、トランプ氏の反移民表明

アメリカのアイオワ州で、大統領選挙の共和党候補のトランプ氏が、自らの移民反対計画を明らかにしました。

アボルファトフ解説員

トランプ氏は、大統領に選出されれば、犯罪を犯した移民をアメリカから追放する、と表明しました。彼は、選挙で勝利すれば、移民の管理追跡システムを拡大すると約束しました。このシステムはアメリカの不法移民を追跡することができるものです。トランプ氏は再度、アメリカ南部のメキシコとの国境に分離壁を建設することについても語りました。

トランプ氏は、有権者の支持を得るために、アメリカの人々の移民問題への懸念を利用しようとしています。トランプ氏の選挙運動が開始されたときから、移民問題は彼の選挙戦での主要な問題のひとつとなっています。この問題により、不法移民を懸念する南部のアリゾナ、ニューメキシコといった州の共和党の支持者は、トランプ氏に対して肯定的な見方をしています。とくに彼は攻撃の矛先をイスラム教徒の移民に向けています。

トランプ氏は何度となく、イスラム教徒のアメリカ入国禁止やメキシコとの国境での壁の建設といった様々な表明により、強い非難を浴びてきました。とはいえトランプ氏は、大統領選挙の共和党の最終候補に選ばれた後も、人権機関や民間の活動家、さらには民主党の激しい非難により、その発言をある程度変更しています。トランプ氏は、不法移民問題に関して、1100万人の不法移民をアメリカから追放するのではなく、犯罪を犯した移民のみを退去させると表明しました。実際、メキシコ国境における壁の建設、NATO北大西洋条約機構からの脱退、イスラム教徒の入国禁止といった問題の提示は、トランプ氏をここ数十年で最も物議をかもす候補者にしています。トランプ氏は社会問題において、イスラム教徒の入国禁止、不法移民の集団追放、堕胎女性の処罰といったことを支持しています。こうした問題に注目し、民主党候補のクリントン氏の選挙上級顧問は、大統領選挙でトランプ氏に勝利するためには、有権者に彼への不信感を抱かせ、トランプ氏に票を入れることは、アメリカを危険にさらすことになると示すことが必要だとしています。

こうした中、トランプ氏の予備選挙での行動を見てみると、彼がアメリカ人の不安に対して現実的な理解を示し、彼らにとって魅力的なスローガンを叫んでいることがわかります。こうした問題は、特に移民やイスラム教徒への対応において現れました。トランプ氏は、大規模な反対に直面すれば、状況に合わせて立場を変えています。このため今は過激で異常な見解を表明しているものの、大統領になった際には、現在のアプローチとは異なった立場をとることも予想されます。