ニューハンプシャー州予備選、トランプ氏勝利、クリントン氏敗北
2月 10, 2016 22:36 Asia/Tokyo
アメリカ大統領選挙に向けた候補者選びで、ニューハンプシャー州の予備選挙において、民主党候補のクリントン氏が敗北しました。
IRIB通信によりますと、共和党のトランプ氏と民主党のサンダース氏が、9日火曜、ニューハンプシャー州の予備選挙で勝利しました。
全体の18%の票を占めるこの予備選挙の結果、政治革命を約束している74歳のサンダース氏は58%、クリントン氏は40%の票を獲得しました。
サンダース師は、この予備選での勝利を受け、「アメリカは自らを世界の警察と見なすべきではないし、そうすることはできない」と語りました。
開票率14%の時点で、現政府の関係者やその政策を強く批判しているトランプ氏は、この州で共和党の35%の票を獲得しました。
共和党穏健派のケーシック・オハイオ州知事は2位、ルビオ・フロリダ州上院議員が10%の得票率で5位に転落しました。
ブッシュ・フロリダ州元知事もまた、12%の投票率でテキサス州のクルーズ保守派上院議員に並びました。
ニューハンプシャー州は、アメリカ大統領選挙の予備選が行われた2番目の州であることから、非常に重要な地位にあります。
先週のアイオワ州の予備選では、クリントン氏とクルーズ氏が勝利しました。
次の予備選はネバダ州とサウスカロライナ州で実施されます。