安保理が北朝鮮の核実験を非難

国連安全保障理事会が、北朝鮮の核実験を非難しました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

ファールス通信によりますと、国連安保理はニューヨーク現地時間の9日金曜夜、北朝鮮の核実験を非難しました。

北朝鮮は9日、5回目の核実験を実施しました。これは北朝鮮がこれまで行った核実験で最大のものだったと言われています。

この核実験は、各国や国連の厳しい反応に直面しました。

中国外務省も、北朝鮮の核実験を受け、声明を発表し、「朝鮮半島での情勢不安、混乱、あるいは戦争の勃発はどの国のためにもならない」と表明しました。

北朝鮮は10日土曜、声明の中で、5回目の核実験はアメリカの敵対政策に応えたものだとし、「核兵器、軍事的核計画を質量共に増強する」と強調しました。

北朝鮮は、アメリカとその同盟国は北朝鮮を主権と自衛権を持った核の大国として認めようとしていないと考えています。

北朝鮮はさらに、核実験について、制裁、圧力、脅迫によって北朝鮮に圧力をかけているアメリカと敵対勢力への北朝鮮の人々と労働党による強い一撃だとしました。

北朝鮮の声明では、「同国の研究者は、9日、労働党の計画に沿って、国産の新型核弾頭を実験した」とされています。

北朝鮮はこれ以前にも2006、2009、2013年、そして今年1月にも核実験を行っています。