「9.11同時多発テロはアメリカが他の国を攻撃する口実に」
9月 11, 2016 16:48 Asia/Tokyo
アメリカの政治専門家が、9.11同時多発テロはアメリカが他の国を攻撃する口実となったとしました。
アメリカの作家・クリストファー・ボリン氏は、アメリカ同時多発テロに関する調査を行い、10日土曜、ロシア・スプートニク通信のインタビューで、「世界におけるテロ行為は著しく増加しているが、これらのテロ攻撃のほとんどは、アメリカがテロとの戦いの中で介入を行った国で発生している」と語りました。
ボリン氏はまた、アメリカのテロとの闘いにおける政策は、不十分なため、結果を出せていないと述べました。
さらに、アメリカ政府は、常にテロ組織の主だった支援者となっているとしました。
アメリカのアナリスト・ステファン・ジョーンズ氏も、「アメリカは同時多発テロを中東における戦争開始の口実に利用した」と語りました。
さらに、フランスのジャーナリスト、メサン氏も、「アメリカは同時多発テロを、アメリカ政府にとって好都合でない中東の政権に対する行動を正当化するために利用した」と語りました。
11日日曜は、9.11同時多発テロの15周年にあたります。
当時のブッシュ政権は、テロ組織アルカイダがこの同時多発テロに関与したとして、この組織の主な拠点だったアフガニスタンに対する軍事攻撃を開始しました。
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