米大統領が、テロとの戦いを約束
9月 11, 2016 17:35 Asia/Tokyo
アメリカのオバマ大統領が、2001年の同時多発テロ15周年に際し、テロを根絶すると約束しました。
ファールス通信によりますと、オバマ大統領は10日土曜、多数の犠牲者を出した9.11テロ15周年を前に、改めて「アメリカは、テロを根絶するまで戦いを続ける」と語っています。
あるネットサイトによりますと、オバマ大統領はラジオでの定例演説において、ニューヨークの世界貿易センタービルが攻撃された同時多発テロに触れ、「東部ボストンに始まり、チャタヌーガ、そしてオーランドまでに至る地域で起こった最近の悲惨な事件において、テロの脅威は変化した」と語りました。
また、アメリカ大統領選挙の共和党候補トランプ氏の発言に間接的に触れ、「分裂を引き起こそう、または社会の下部構造を破壊しようとする人々に屈することはできない」と述べています。
9.11テロにより、およそ3000人が死亡し、6000人以上が負傷しました。
このテロ事件に関与していた人々の多くは、サウジアラビアと関係していました。
これについてアメリカ下院は、このテロ事件の犠牲者の遺族がサウジアラビア政府に対し損害賠償を求めることができるようにする法案を可決しています。
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