コロンビア、シリア、イラクは、世界3大難民大国
9月 19, 2016 19:44 Asia/Tokyo
国連の最新の統計から、コロンビア、シリア、イラクの3ヶ国が、国内で抱える難民の数が世界で最も多い国であることが明らかになりました。
アメリカの新聞ワシントンポスト紙が18日日曜報じたところによりますと、国連の報告では、コロンビア、シリア、イラクが2015年、国内で抱える難民の数の多さの面で、順に1位から3位となっています。
この報告によりますと、国連は、2015年、コロンビアが国内で抱える難民の数をおよそ7百万人と計上しました。
コロンビアで、1960年から続いている政府軍とFARC・コロンビア武装革命軍の衝突で、これまでにおよそ21万8000人が死亡し、また多数が住む家を失い、難民となっています。ワシントンポストは、「コロンビアの人々のうち15%が難民生活を送っている」としています。
この統計によりますと、また、戦争によりシリアで650万人、イラクでは440万人が難民となっているということです。
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