アメリカの芸術家がトランプ氏の墓石を製造

アメリカのある芸術家が、アメリカ大統領選挙の共和党候補トランプ氏に抗議する中で、トランプ氏の墓石を作りました。

この墓石は、アメリカ・ニューヨークのセントラルパークに初めて展示されました。

この芸術家は、トランプ氏は悪意と嫌悪に満ちているとしており、この墓石ではトランプ氏の選挙スローガン「アメリカを再び偉大(great)に」をもじって、「再びアメリカに嫌悪(hate)を」と彫られています。

この作品は、この芸術家にも問題をもたらしました。

アメリカ当局はこの作品を発見したあと、この作品の作者に対する取調べを行いました。

これに関して、この作者は「この墓石がセントラルパークに設置された後、シークレットサービスがトランプ氏に対する最高レベルの捜査を行うと発表した。捜査から１ヵ月後、私は恐ろしくなった。ある日、警察とシークレットサービスが自宅に来て、取調べを行った」と供述しています。

この作品が政治的な芸術作品であることがわかった後、アメリカ当局はこの作品を作者に返すとともに、３００ドルの罰金を課しました。

この墓石は、ニューヨーク・ブルックリンでも展示されました。