韓国大統領が弾劾訴追に反対
12月 07, 2016 17:39 Asia/Tokyo
韓国のパク・クネ大統領が、弾劾訴追採決の結果のいかんを問わず、退陣することはないと表明しました。
イルナー通信によりますと、パク大統領は、今週金曜に韓国国会で実施が予定されている弾劾訴追採決について、「採決の結果を受け入れず、来年の4月初めまで任期を全うすると述べました。
現在も、韓国国会では野党側の議員171名が、パク大統領の弾劾訴追案に賛成票を投じることが確定しており、与党の議員30名も、この弾劾訴追案に賛成票を投じる意向だということです。
この場合、賛成票が総議席の3分の2に達することから、今週のこの法案の提出は確実となると考えられます。
パク大統領の職権乱用とその知人の国政介入疑惑が発覚したことから、首都ソウルを初めとする韓国の各地でパク大統領の退陣を求めるデモが多発しています。
こうした不祥事により、パク大統領の10人の顧問が辞任したほか、多数の人々が身柄を拘束されており、同国の大手貿易企業の多数の幹部もこれに関する取調べを受けています。
タグ