韓国与党が分裂の危機に
12月 21, 2016 19:50 Asia/Tokyo
韓国の与党・セヌリ党のパククネ大統領反対派議員30人以上が離党します。
フランス通信によりますと、これらのセヌリ党議員は、今月9日に国会によってパククネ大統領が職務停止処分を受けたという根深い政治的危機にもかかわらず、党内改革を行うつもりがないとして、セヌリ党代表を非難しました。
この報告によりますと、これらの議員は今月27日にセヌリ党から離党することで合意しました。
この議員35名の離党により、セヌリ党が保有する議席は300議席中90に減少することになります。
セヌリ党の分裂と内部対立により、国連の事務総長を務めるパンギムン氏がセヌリ党から大統領候補として立候補するのは難しくなる可能性があります。
最近、パク大統領が旧友のチェスンシル氏の忠告に基づいて国を運営していたことが明らかにされ、韓国の世論や、セヌリ党からも大きな批判が起こりました。
チェスンシル氏は公職でないにもかかわらず、大統領に近いことや影響力を利用して、サムスンなどの大企業に彼女が設立した財団への巨額の献金を強制していたとされています。
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