モハメド・アリ氏の息子、イスラム的な名前により空港で拘束
2月 26, 2017 17:15 Asia/Tokyo
世界的なボクサー、モハメド・アリ氏の息子が、イスラム的な名前のため、アメリカ・フロリダ州の空港で拘束されました。
フランス通信によりますと、世界的なボクシング選手だったモハメド・アリ氏の息子、モハメド・アリ・ジュニア氏は、ジャマイカからアメリカに戻るとき、アラビア語の名前を持っていたことで空港にて拘束され、2時間にわたり尋問を受けました。
モハメド・アリ・ジュニア氏は、ペンシルバニア州のフィラデルフィアで生まれ、アメリカのパスポートを所持しており、母親とともにジャマイカに暮らしています。
モハメド・アリ・ジュニア氏の弁護士は、ジュニア氏と彼の母は2月7日、アラビア語の名前を持っていたというだけで、フロリダ州・マイアミの空港で拘束されたとしました。
ジュニア氏の母は、元夫であるモハメド・アリ氏とともに写っている写真を税関職員に見せ、釈放されましたが、ジュニア氏は2時間に渡り拘束され、繰り返し質問されたということです。
イスラム圏7カ国の出身者の入国を制限する、トランプ大統領が署名した大統領令は、世界中で大きな抗議に直面しています。
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