国連事務総長が、イラクを電撃訪問
3月 31, 2017 15:34 Asia/Tokyo
国連のグテーレス事務総長が、イラクを電撃訪問しました。
イルナー通信によりますと、グテーレス事務総長は30日木曜、イラクの首都バグダッドに到着後、ツイッター上にて今回のイラク訪問の目的を、同国の難民の人道面での状況を把握するためだとし、「どのような状況であれ、民間人の生命の保護は優先事項の1つだ」と語っています。
グテーレス事務は29日水曜、ヨルダンの首都アンマンで開催されたアラブ連盟の首脳会合において、戦争での民間人の保護や難民への避難場所の提供、彼らに対するより多くの支援提供の必要性を強調しました。
テロ組織ISISは、2014年にアメリカと、これに同盟するサウジアラビアなどのアラブ諸国や、諸国の資金援助と兵器の提供によりイラクを攻撃し、同国の北部と西部の大半の地域を占領して、数多くの犯罪行為に手を染めています。
当時から現在まで、イラク軍はISISに占領された地域の多くを解放しています。