安保理が対北朝鮮決議に関して採決

アメリカの外交関係者が、「国連安保理は1日火曜、アメリカが北朝鮮に対する新たな制裁に関して提示した決議草案について採決するだろう」と述べました。

フランス通信がニューヨークから伝えたところによりますと、安保理の15理事国は、1日、北朝鮮の核・ミサイル実験の実施を理由に、現在の対北朝鮮制裁をさらに強化する決議に関して採決するということです。

アメリカのパワー国連大使は、「この草案の中に記載されている措置は、採択された場合、国連がこの20年に制定した最も厳しい制裁になる」としました。

アメリカは先週、安保理常任理事国である中国と新たな制裁に関して合意したことを受け、この決議案を安保理に提出しました。

安保理に提出された決議は、国連加盟国に対し、北朝鮮向け、あるいは北朝鮮からのすべての商品を追跡することを義務付けるものです。

この決議は新たな貿易制限を行使するものであり、違法な貨物を載せ、北朝鮮に向かう疑いのある船舶の寄港を禁じるものです。